【2018年最新版】西生浦倭城へのアクセス方法

韓国の城

「海雲台市外バスターミナルと鎮下(西生浦倭城麓のバス停)を結ぶバスが復活してるかも」という噂を聞き、その真偽を確かめるべく、西生浦倭城に行ってきました。

韓国のバス事情

韓国は、日本に比べ鉄道が少ないですが、その分バス網が発達しています。ただし、ダイヤ改正、路線の変更がたびたび行われるため、一年前の情報では役に立たないということが少なくありません。そのため、常に最新情報を知っておく必要があります。

『倭城を歩く』が発売された2014年秋の時点では、西生浦倭城は、観光客が行きやすい倭城のひとつでした。
釜山の繁華街のひとつ・海雲台にある市外バスターミナルから西生浦倭城の麓のバス停・鎮下までバス一本で行くことができました。しかも、終点で降りるため、ハングルが読めなくても、車内アナウンスが聞き取れなくても、問題なく行くことができたのです。

ところが2016年、鎮下行きのバスがなくなり、気軽に行けなくなってしまいました。年々便数が減っていたので、気になっていたのですが、まさかなくなってしまうとは思っていませんでした。いつ乗っても空いていたので、赤字だったのかもしれません。
http://koreancastle.com/news/jinha/

西生浦倭城の行き方2018

海雲台市外バスターミナル発蔚山行きのバスは二種類あり、ひとつは蔚山市街までノンストップの「直行」、もうひとつは途中、数ヶ所の町を経由する「緩行」です。
今回は、後者の「緩行」に乗り、南倉(남창)を目指します(4300ウォン)。

蔚山行きの時刻表。左が直行、右が緩行

海雲台からバスに揺られて約一時間で南倉停留所に到着。南倉は、西生浦倭城の北西7kmにあるのどかな町です。
南倉から市内バス405番か715番に乗り、西生浦倭城前停留所で下車すると、目的地に到着します(1300ウォン)。ただし、405番、715番バスは40〜50分に一本しかないので、乗り継ぎのタイミングが悪い場合は、南倉停留所からタクシーで行くのがおすすめです(9000ウォン程度)。

西生浦倭城の現状

約8ヶ月ぶりの西生浦訪問となりましたが、発掘調査を行っていた場所がすっかり埋め戻されていました。ここからは、堀や石垣が見つかっています。
城内は、特に変化はありませんでした。

登り石垣は圧巻

タクシーを使う

公共交通機関を利用するなら、釜山市内ホテル→海雲台市外バスターミナル→南倉停留所→西生浦倭城停留所がベストです。3〜4人で行く場合は、釜山市内からタクシーで行くのがいいかもしれません。
釜山一の繁華街・ソミョンからの場合、5〜6万ウォンで行けると思います。一人当たり1500円程度で簡単に早く安心して行くことができると考えると、決して高くはないのではないでしょうか。

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