【韓国古代山城ツアー2018前編】井北洞土城・父母山城・三年山城・姑母山城

【韓国古代山城ツアー2018前編】井北洞土城・父母山城・三年山城・姑母山城

空前の城ブームと言われる昨今。

これまで、戦国時代から江戸時代初頭にかけて築かれた城が注目を集めてきましたが、近年、一部の城マニアの間で、古代の城や幕末の城が注目され始めています。

屋嶋城(香川県高松市)城内から見た城門

2年前から、古代山城オフ会と称して、朝鮮式山城・神籠石式山城を見学する城めぐりツアーを行なってきました。これまでに、大廻小廻山城・鬼ノ城(岡山県)、讃岐城山城・屋嶋城(香川県)、基肄城・大野城・水城(福岡県)、播磨城山城(兵庫県)などを訪れました。
そして今年、毎年一緒に古代山城めぐりをしているいなもとかおりさんの「三年山城に行ってみたい!」発言をきっかけに、韓国の古代山城をめぐるツアーを企画しました。いなもとさんの他、城ガール隊のtantanさん、数年前に倭城ツアーに参加されたあんこさんが参加してくださいました。今回はその備忘録です。

清州井北洞土城

ツアー初日。
皆さんと仁川空港で集合し、一路、忠清北道・清州市へと向かいました。

清州市内にある井北洞土城は、全長675m、高さ2.7〜4.5mの土築城壁で囲まれた方形の平城です。

現地案内板より
南門(ドローンで撮影)

見学を終え、清州市外バスターミナル近くのホテルにチェックイン。夜は、ホテル近くの焼肉店「ファングムセンコギ」でサムギョプサルとモクサルを食べました。

清州父母山城

二日目。
朝は、前日夜に買ったパンで済ませ、清州市内の父母山城へと向かいました。
この城は、海抜231mの父母山に築かれた山城で、北門周辺が復元されています。あまり見栄えはしませんが、水口施設の構造を見ることができます。

北門周辺(ドローンで撮影)

下山後、清州市のお隣・報恩郡へと向かいました。

報恩三年山城

三年山城は、海抜325.5mの烏頂山に築かれた山城で「もっとも見応えのある韓国の山城」「一度は行きたい城」として、韓国はもちろん、日本の古代山城ファンの間で有名な城です。私自身、この城に行ったことがきっかけで古代山城にハマりました。

本場・韓国の朝鮮式山城は凄かった②三年山城


以前、立入禁止だった東門周辺の復元工事が完了していました。

東門城外側。懸門構造のため階段が設置されている。城壁基底部には基壇補築
東門城内側には甕城

下山後、報恩市外バスターミナル近くのキムチョン食堂でスンデクッパを食べました。

食後、慶尚北道・聞慶市へと向かいました。

聞慶姑母山城

姑母山城は、海抜231mの姑母山に築かれた山城で、三年山城と規模や構造が似ていることから「三年山城の兄弟城」とも言われています。

南壁と南門
西門そばの水口

この城は、朝鮮時代に長塁を増築しています(石峴城)。古代の城壁と朝鮮時代の城壁を一度に楽しめる城は、貴重かもしれません。

朝鮮時代の城壁
朝鮮時代の城門・鎮南門

城歩きを終え、この日の宿泊地・水安堡温泉へと向かいました。水安堡は、日本統治時代から現在に至るまで、多くの観光客が訪れる人気の温泉地です。


ホテルの大浴場で疲れを癒した後、温泉街をぶらぶら。街中にあった「チャングン食堂」で水安堡名物・きじ料理を満喫しました。

私たちが注文したきじしゃぶしゃぶコースは、きじしゃぶしゃぶ、キジユッケ、きじ串焼き、きじチヂミ、きじマンドゥ(韓国式ギョウザ)、きじプルコギ、きじスジェビ(韓国式すいとん)が、こちらのペースに合わせて出てきました。
ホテルに戻る途中、コンビニでマッコリを購入。夜遅くまで部屋飲みし、城トークに花を咲かせました。

忠州産・弾琴台マッコリ